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仮想通貨の積立投資とは?仕組みやメリットデメリットをご紹介

マネーフォワードモール編集部


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仮想通貨市場は株やFXの市場と比べて値動きに安定性がなく価格変動が大きいため、仮想通貨の投資で利益を確実に出していく事は簡単ではありません。仮想通貨取引による利益を追求していくためには幾つかの取引方法がありますが、今回は仮想通貨の積立投資についてご紹介していきます。

仮想通貨の投資は難しい?価格変動の要因

仮想通貨の取引をおこなう際に、価格が変動する要因を理解しておくことはとても大切です。価格変動の要因を知ることにより、自分に適した投資方法を知ることもできます。さっそくチェックしていきましょう。

要因1 新興市場なため、通貨としての信用度がまだまだ低い

株のはじまりである株式会社が誕生したのは1602年、FXが日本で取り扱われるようになったのは、1998年だと言われています。2017年は一部メディアなどから仮想通貨元年とも呼ばれているように、仮想通貨が世間に多くの注目を集めたのはここ最近の出来事です。(2018年時点)

注目されはじめた時期を見ても分かるように仮想通貨市場は株やFXよりも遥かに誕生して間もない新興市場です。市場規模としても、世間の認知度としても仮想通貨は、通貨としての信用度もまだまだ低く、価格が安定しない理由のひとつとなっています。

要因2 仮想通貨には値幅の制限が無い

株の場合、東京証券取引所では一例として株価100円未満の銘柄は30円、200円未満の銘柄は50円などと値幅の動きに対する制限が設けられています。株(現物株)取引をおこなう際に用いられる用語に『ストップ高ストップ安』があります。

「ストップ高・ストップ安」とは、値幅が制限金額まで振れ制限がかかったという意味になります。値幅制限がある株取引の市場に対し、仮想通貨市場では値幅制限がありません。これが激しい値動きの主な原因のひとつとなっています。

激しい値動きなどを利用して大きく利益を得た、通称「億り人」が生まれた一方、激しい値動きにより大きな損失を出してしまった方も大勢いると言われています。

要因3 投資対象と投機対象

仮想通貨市場は大きな値動きが特徴的であるため、投資対象ではなく「投機対象」として扱われているといった一面もあります。投資と投機という言葉は似ていますが、一般的にリスクが高く短期的な保有である時に「投機」、リスクがそこまで高くはなく中長期的な保有である時には「投資」という言葉を使うことが多いようです。

株式投資はリスクを抑えつつ長期保有を前提にゆっくりと資金を増やしていくスタイルの投資が一般的なことに対し、仮想通貨取引はそのボラティリティ(価格変動率)の大きさゆえに短期売買を繰り返し大きな値幅を狙っていく投機の手段として使われていることが多いようです。

投資対象としてみなされている市場は緩やかに価格が変動していくことがありますが、投機対象の市場は前者とは反対に、短期売買を繰り返されるという要因もあるのか値動きが安定せず、ボラティリティも大きくなる傾向があります。

価格変動のリスクを抑える積立投資とは

積立投資とは、一定の金額を積立しながら商品(通貨)を定期的に購入していく投資方法を言います。

積立投資にはメリット・デメリットが存在しますので、仕組みを理解した上での購入をおすすめします。

積立投資について覚えておきたい点”ドル・コスト平均法”

ドル・コスト平均法とは積立投資において覚えておきたいワードのひとつです。

ドル・コスト平均法とは、定期的に一定金額の商品(通貨)を購入することで、最終的に商品(通貨)の平均取得単価を引き下げようとする手法です。ドル・コスト平均法では価格が安い時には多く、価格が高い時には少ない仮想通貨の数量を購入するため長期投資においてリスクを抑える事で安定した利益を求めることができます。ハイリターンを求める方には向かない投資方法と言えるかもしれません。

仮想通貨積立投資のメリットデメリット

価格変動が大きい仮想通貨取引において、積立投資はとても有効な投資方法のようにも見えます。

しかし、どのような投資方法にもメリットとデメリットが存在します。

以下より、積立投資におけるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット① 少ない金額から積立を始められる

仮想通貨初心者にとって少ない金額から積立投資を始められる点は大きな魅力ではないでしょうか。たとえば、仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)では最低1,000円から積立投資を始められる為、気軽に取り組め、堅実な仮想通貨の積立投資が可能ではないかと言われています。

メリット② 投資家心理に左右されることなく仮想通貨を購入することができる

一定の期間で、自動的に仮想通貨を購入するため、仮想通貨のチャートに常に目を配る必要はなく、日々の価格変動や投資家心理に左右されることなく仮想通貨を購入することができます。

仮想通貨は値動きが非常に激しくボラティリティが大きい特徴があり、特に、チャートを常に見ることができないような忙しい方にとっては自動で購入してくれるシステムは利用する価値が高いと言えます。(2018年時点)

メリット③ 自動で積立してくれる為、決めた金額の範囲内で取引ができる

常にチャート上の値動きを注視しなければならないFXのような感覚で仮想通貨の売買を繰り返してしまうと、あらかじめ予定していた金額以上に資金をつぎ込んでしまう場合が考えられます。

しかし、仮想通貨の積立投資はすべて自動おこなうため、あらかじめ決めた金額の範囲内で取引ができます。

メリット④ 積立投資は仮想通貨初心者でも取り組める

仮想通貨取引の初心者にとっては、チャートの見方やコインの種類・特徴をはじめ、各仮想通貨取引所の選び方さえ難しいと思えるかもしれません。そんな仮想通貨初心者の方がリスクを抑え仮想通貨取引で安定的に利益を出すためには、それなりの勉強と知識が最低条件として必要になります。

しかし積立投資であれば、仮想通貨の勉強をしながら安定的に資金を増やしていける可能性があります。

デメリット① 短期間でハイリターンを得ることが難しい

自動で一定額の仮想通貨を購入するため仮想通貨の価格が安い日は多く、高い日は少ない取引をおこない一定数量を積み立てていくため、短期間でのハイリターンを狙うことは難しいと言われています。

しかし、このハイリターンを狙いづらいデメリットがある一方で、ローリスクでの取引ができているということでもあります。

デメリット② 手数料が発生する

これは止む終えないポイントですが、取引所に支払う手数料が発生します。通貨の価格が安い時期に一括で大量の通貨を購入し、購入時よりも価格が上がった際に全てを売却するという投資手法に比べると、取引回数が多いぶん手数料を支払う回数も多くなります。

手数料は取引所によって異なりますが、一般的には積立金額により手数料が変動し、仮想通貨取引所のZaif(ザイフ )では平均1.5%〜3.5%の間に収っています。

デメリット③ 仮想通貨の価格が高い時でも購入してしまう

メリットでも紹介しましたが、仮想通貨の積立投資は一定金額を自動で積立するため暴落時・暴騰時に関係なく自動で購入されます。一見すると、損失を出す可能性があるため購入時期をきちんと見計らって取引をすることがいいようにも考えられます。

しかし、長期的な視点で仮想通貨の価格が今後上昇していくと仮定した場合には、積立投資は投資者心理に影響されずに仮想通貨の保有数を増やすことができるため、大きな損失を出すリスクは比較的抑えられると言われています。

デメリット④ 投資意識が薄くなる可能性がある

自動的に積立がおこなわるため、自発的に売買をおこなう方法よりも投資意識が薄れがちになります。そのため、短期的な視点で取引をしたい方には不向きかもしれません。

まとめ

積立投資は仮想通貨取引をおこなう上で、価格変動におけるリスクを抑え、長期的に取引を継続していくことで着実に利益を求めていく投資方法です。現在の仮想通貨市場は低迷期と言われていますが、仮想通貨の市場はまだ伸び代があるのではないかとも言われています。

積立投資を始め、長期的視点で積立を継続しておこなうことで将来的に利益を見込める可能性があるかもしれません。

もちろん、仮想通貨の積立投資にはメリットとデメリットがありますが、それぞれの投資スタイルに合った方法で仮想通貨取引をしていきましょう。

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