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仮想通貨の草コインとは?メリットやデメリット、購入方法を解説

マネーフォワードモール編集部


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仮想通貨の中には「草コイン」と呼ばれるものがあります。仮想通貨について調べているとよく目にする用語ですが、一体どのようなものかは初心者にとってはわかりづらいものではないでしょうか。

この記事では、草コインとは一体何なのか?そして草コインへの投資のメリットとデメリットについてわかりやすく解説します!

草コインって何?

草コインとは一体どんなものなのでしょうか?

まずはじめに、名前の由来や大まかな定義について解説します。

名前の由来

一般的にネット用語で笑うことを「草(w)」と言いますが、これが名前の由来とされています。草コインは価格が低いコインのことを指しますが、その価格は笑ってしまうほど低いためこのように呼ばれています。

しかし、外部環境など何らかの要因から低い価格が急騰する場合もあるため、短期間で価値が高まる可能性があることが特徴です。このことから、保有していれば多くの利益を得ることができるかもしれないという考え方もあります。

大まかな定義

正確に決められた定義はありませんが、ネット上で語られている大まかな定義は以下のようなものになります。

・時価総額が低い(時価総額が100位以下)
・1通貨あたりの価格が安い(100円以下)
・まだ多くの人に認知されていない
・作成されて間もない

ICOは詐欺コインに注意

多くの人に知られていないからこそ、価格が低い時から保有しておくことによって多くの利益を得る可能性をもつ草コインですが、中には詐欺を目的に作成されたものもあるため、作成の目的を見分けることが重要になってきます。仮想通貨は資金調達の手段としても利用できます。これを「ICO」と言います。

ICOでは独自の仮想通貨を新たに発行し、販売することで資金を募る方法で、成功すれば世界中の投資家から巨額の資金を集めることができる可能性があります。ICOは仮想通貨取引所に未上場(取り扱われていない)の時期からの販売がおこなわれることが特徴です。

しかしその特徴からICOにて発行される仮想通貨は外部機関からの審査などを受けることがほとんどありません。だからこそ、2017年4月施行の改正資金決済法の仮想通貨の定義に反しているものもあり、詐欺などの温床になるかも知れないと考えられてもおり、実際に詐欺だとみなされているものも存在します。

その一例として、クローバーコインがあります。200億円以上を売り上げたとされていますが、2017年10月27日に消費者庁から連鎖販売取引停止命令が出されました。

消費者庁は27日、「デジタル仮想通貨」と称した「クローバーコイン」を販売する「48ホールディングス」(札幌市)に対し特定商取引法違反(不実告知など)に基づいて3か月間の連鎖販売取引停止命令を出した。同庁によると、同社の勧誘者は少なくとも2016年8月~17年3月、「3か月で128倍の価値になる」などと虚偽の説明をしたり、連鎖販売業の概要を記載した書類を渡さずに知人を勧誘したりした。     

引用:「仮想通貨」販売で虚偽説明 消費者庁、業者を取引停止 |日経新聞

草コイン投資の3つのメリット

詐欺の可能性もある草コインのメリットとはどのようなものでしょうか?そこでメリットとしてあげられる点を3つに分けて解説します。

価格が急騰するかもしれない

仮想通貨の草コインとは?メリットやデメリット、購入方法を解説___Onbit_By_Money_Forward

一番のメリットは、短期間で価格が急騰する可能性があることです。名前に草(wの意味)と付くだけあって、草コインの価格は低く流通している数も多くありません。流通量が少なく保有している人が少ないため、SNSなどで影響力のある人がその草コインについての情報を発信すると価格が上がるというようなことがありました。購入時は価格が低いからこそ、価格が急騰すれば多くの利益を得る可能性もあります。

急騰した草コイン例としては、

エクスペリエンスポイント(XP)
バージ(XVG)

などがあげられます。

エクスペリエンスポイント(XP)という仮想通貨は2017年12月から2018年1月の期間中に最高額と最低額の価格差は約700倍になっており、バージ(XVG)も2017年の約1年で最高額と最低額の価格差は約1,500倍になっています。もし、バージ(XVG)を100円分買っていれば約15万円になっていることからも、リターンの大きさがわかります。

しかし、価格は安定することは少なく売却時期を逃すと価格が再び下がってしまうこともあるようです。

参照 :CoinGeckoXP (XP)
参照 :CoinGeckoVerge (XVG)

価格が低いため多くの通貨を保有することが可能である

ビットコインなどの流通量の多い通貨はすでに多くの人に認知されており価格が高くなっているため、大量に通貨を保有するには多くの資金が必要です。

その点、草コインなら非常に価格が安く1コイン=100円以下などからの購入が可能なため、資金を多く必要とせずに大量の通貨を保有することができます。

多種類の通貨を購入することができる

価格が安いため、それだけいくつもの種類の通貨が購入しやすいとも言えます。将来的な価格の上昇を期待する仮想通貨が複数あった場合でも、比較的投資しやすい点も魅力です。

仮想通貨の時価総額を掲載するCoinMarketCapによると、2018年11月時点で約2,000種類の仮想通貨がありますが、今後どの通貨の価格が急騰するかを予想することは困難です。

しかし、どの仮想通貨が急騰するかわからないからこそ、いくつもの銘柄に分散投資をすることで利益を得ることができるかもしれません。

草コイン投資の3つのリスク

草コインに投資をする上では、リターンばかりではなくリスクも頭に入れておくことが大切です。そこで次は、草コインの3つのリスクの確認です。

価格が急落して無価値になる可能性がある

草コインは急騰する可能性があることは魅力ですが、その反対に価格が急落する可能性もあります。そして、価格が急落するだけではなくほとんど無価値に近い状態になる可能性もあります。

急騰によるハイリターンに注目が集まりますが、リスクが高いということも常に考えておかなければなりません。

仮想通貨取引所に取扱を廃止されることも

仮想通貨は取引所を介して取引されることが一般的です。しかし、流動性や需要の低い仮想通貨の取扱うことは、仮想通貨取引所にとってのメリットは少なくなるため、取り扱い自体をやめてしまう可能性があります。仮想通貨取引所で取引できなれければ、保有しているコインは取引ができなくなるため、ますます流動性が低くなってしまいます。通貨の流動性を担保している仮想通貨取引所の取り扱いが終了となれば、価値は大きく下がる可能性があります。

詐欺コインの可能性

仮想通貨は現在たくさんの種類が存在していますが、購入した草コインが詐欺ということもあるかもしれません。詐欺であった場合には購入費用はすべて失ってしまうため、十分に購入する通貨の情報ついて十分に調べることが大切です。

一例としてクローバーコインを紹介しましたが、この件では最高額で約5,100万円を投資した人もいるようで、詐欺だった場合の被害の大きさがわかるのではないでしょうか。

価格が上昇する可能性のある草コインを探す際のポイント

仮想通貨は非常にたくさんの種類が存在しているため、どの銘柄に投資をするかは難しいところです。ここでは、ネット上で記載されている「可能性のある草コインを探す際のポイント」を解説していきます。

※以下で紹介するものは、当メディアの推奨するものではありません。

時価総額が100位以下と低いこと

時価総額がすでに100位以内と高いものであれば、すでにたくさんの人から認知されている種類と言えます。そして、時価総額の高いものはすでに値段が高いことが多く、将来的にさらに価格が急騰することは難しいのではないかと言われています。そのため、現在は時価総額が100位以内には入っていないものを選ぶことがポイントとされています。時価総額を調べられるサイトには、CoinGecko(コインゲッコー)やCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)があります。

まだ有名な仮想通貨取引所に上場していない

有名な取引所であればたくさんの投資家が取引しているため、そういった取引所に上場されるタイミングで仮想通貨の取引量が多くなり、価格も上昇しやすいと考えられているようです。注目している仮想通貨を取り扱っている取引所がどのようなところかを調べることもポイントです。

現在まで大きな価格変動がない

短期間で値段が上昇することはありますが、それは一時的なものでその後、多くの仮想通貨は価格が下がる傾向にあるとされています。急騰したことのある銘柄が、短期間でふたたび急騰する可能性は低いと考えられているため、価格が上がりそうな技術的な可能性を秘めているにも関わらず現在までに価格に大きな変動がない銘柄を選ぶ人もいるようです。

たくさんの情報がないもの

すでにさまざまな情報がある仮想通貨は、それだけ認知度が高く他の投資家がすでに確認しているかもしれません。

しかし、まだ不特定多数の投資家に知られていないものの価格が上がる可能性を秘めている仮想通貨であれば、将来的に投資家が認知して購入されることにより価格が上昇する可能性があるかもしれません。

多くの人にまだ知られていない有益な仮想通貨の情報を取得することができれば有利な投資ができる可能性がありますが、同時に情報量が少ない仮想通貨には詐欺などのリスクもあることを認識しなければいけません。

投資する草コインの仕組みを知る

仮想通貨は種類によってそれぞれ特徴があります。例えば、取引の処理速度が速いというような技術的な点であったり、医療や広告などある領域での利用方法を想定されているというような点が特徴としてあげられます。それらの仮想通貨の特徴を支える仕組みを知ることは、仮想通貨が将来どれほど流通するかを判断する上では重要なことの一つと言えます。

仕組みを知るためにはホワイトペーパー(仮想通貨プロジェクトの報告書)の内容を理解することや、現在人気のある仮想通貨にはどのような仕組みがあるかを理解することが大切です。

運営者が誰かわかること

また、運営者がどのような団体や組織または個人なのか、はっきりわかることも重要です。公式サイトや公式の各種SNSを調べ、運営者が誰なのかがきちんと特定されていることを確認することが大切です。特に、悪質なプロジェクトであると、無関係な著名人をアドバイザーなどとして利用しているケースもあるようですので、起用されている著名人が発信している情報も確認することが大切です。

ICOのあとも開発が順調

ICO(仮想通貨を使った資金調達の手段)についてはすでに解説しましたが、ICOは開発が始まっていない状態でもおこなうことができます。そこで、ICOのあとも開発が順調におこなわれているかどうかを確認することが大切です。ICOでは資金調達だけをおこない実態がない詐欺まがいのものや、やむを得ず途中で開発が中止になることもあるため、投資をした後もプロジェクトの公式サイトや公式SNSで開発状況などをこまめに確認しましょう。

草コインの買い方

現時点において(2018年時点)草コインは国の取引所では購入することができません。購入したい場合には、海外の取引所を利用する必要があります。海外の仮想通貨取引所を利用した、草コインの購入の流れを見ていきましょう。

1.国内もしくは、海外の仮想通貨取引所に口座開設しビットコインを買う

2.保有するビットコインを購入したい仮想通貨の銘柄の取り扱いのある取引所に送金する(購入したい仮想通貨を取り扱う取引所でも口座開設が必要)

3.送金した海外の取引所から購入したい草コインを購入する

国内の取引所の口座をすでに持っている人は、海外で取り扱いのある仮想通貨取引所の口座を開設し、ビットコインを送ることによって取引が可能になります。

まとめ

以上、草コインについてのメリットやデメリット、購入方法などをご紹介してきました。

草コインは将来急騰すれば大きな利益を得られる可能性があります。しかし、そのほとんどは急騰することがなく流通量も増えないのではないかと言われています。そういった意味では草コインは投資をするにはリスクが非常に大きいため、これから取引を始める場合には慎重に検討する必要があります。

最後に改めてですが、仮想通貨へ投資をする際はすべて自己責任と余裕資金でおこなうことを忘れてはいけません。

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