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あなたはどこまでわかる?初心者のための仮想通貨用語まとめ

マネーフォワードモール編集部


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仮想通貨にはたくさんの専門用語が出てきますが、最近始めた方にとってはわかりにくく感じる用語が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、仮想通貨の用語を基礎編、取引方法編、技術編、ネットスラング(ウェブ上の造語)編と4つのカテゴリにわけて解説していきたいと思います。

仮想通貨基礎編

まずは基礎編として、仮想通貨を知る上では欠かせない5つの用語を解説していきます。

仮想通貨

特定の国家(およびその中央銀行)が価値を保証せず、インターネット上で取引することや法定通貨と交換することのできる通貨(資産)のこと。CoinMarketCapによると、2018年11月時点で約2,000種類の仮想通貨が存在しています。

暗号通貨=Crypto Currency(クリプトカレンシー)とも呼ばれることがありますが、資金決済法改正で名称を「仮想通貨」から「暗号資産」に変更される可能性があるようです。

ビットコイン

サトシ・ナカモトと呼ばれる人物の論文をもとに、2009年から運用され始めた仮想通貨。仮想通貨の代表的な存在であり、2018年11月時点でも2位以下に圧倒的な差をつけて時価総額が1位となっています。

アルトコイン

アルトコインとは代替のコイン(Alternative Coin)の略称で、ビットコイン以外の仮想通貨の総称です。つまり、ビットコイン以外の仮想通貨はまとめてアルトコインと呼ばれます。代表的な種類としてイーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルなどがあります。

サトシ・ナカモト

ビットコインのもととなる論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」を発表した人物。日本人のような名前ですが、その正体は謎に包まれており実名かどうかや国籍はもとより、個人なのか団体なのかもわかっていません。漢字で中本哲史と記載されることもあります。

satoshi(サトシ)

ビットコインの1番小さな単位で、1Satoshi=0.00000001BTC(ビットコインの単位)となります。ビットコインのはじまりとなる論文を発表したサトシ・ナカモト氏が名称の由来となっています。

仮想通貨取引方法編

次に取引方法編として、取引で使われる7つの用語を見ていきましょう。

現物取引(げんぶつ とりひき)

仮想通貨の取引方法のひとつ。仮想通貨(現物)を実際に取引する取引方法で、取引する仮想通貨を実際に所有できることが特徴です。

お店でお金を払い商品を購入するという取引と同様に、欲しい仮想通貨(商品)をお金(法定通貨・仮想通貨)で払って売買するという一般的な取引です。
仮想通貨や、株式市場などでは後ほど説明するレバレッジ取引などと区別するために「現物」とあえて呼びます。

レバレッジ取引

元手となる資金にレバレッジ(テコの意味)という倍率をかけておこなう取引のこと。仮想通貨FXで使われる取引方法で、少ない資金でも数倍以上の額を取引できるようになるためハイリターンを得る可能性がある一方で、損失が増大する可能性もあるためハイリスクな側面もあります。

販売所

仮想通貨交換業者の仮想通貨を提供する機能(販売所と取引所)のひとつ。販売所で仮想通貨を取引する場合には、販売所を運営している会社と取引することになり、売買するときも販売所を運営する会社の仮想通貨を買ったり売ったりすることになります。

取引所と比較すると手数料が割高になる傾向があります。

取引所

仮想通貨交換業者の仮想通貨を提供する機能(販売所と取引所)のひとつ。取引所は仮想通貨ユーザー同士が仮想通貨の取引をするためのプラトフォームです。

仮想通貨を売却したい人と購入したい人が集まっていて売買価格を確認することができる「板」と呼ばれるものを見て取引をおこないます。仮想通貨ユーザー同士の取引に手数料がかかりますが、販売所に比べると手数料は割安になります。

アービトラージ

裁定取引とも呼ばれる、取引所同士の価格差を利用して利益を得る取引方法。仮想通貨取引所はたくさんありますが。仮想通貨の売買価格は業者ごとにわずかな差があります。そういった価格差を利用して、安い取引所で購入した仮想通貨を別の取引所で高く売却するなどにより利益を得ることを狙っておこなわれます。

ICO(アイシーオー)

仮想通貨による資金調達方法。ICO=Initial Coin Offeringの略称で、新規仮想通貨公開という意味です。独自の機能や利用方法を設定したオリジナルの仮想通貨を発行し、投資家が仮想通貨を購入することで資金調達が可能になります。投資家は、仮想通貨の発行元が事業成長をすることによって発行された仮想通貨の価格が上がることを期待して投資をおこないます。

ただし、詐欺目的のものも多くあるため投資をする際には注意が必要だと言われています。

空売り

FX取引などで利用される、価格が高いときに売却し、価格が安くなった時点で買い戻しその差額で利益を得る方法。現物取引は価格が安いときに購入して高くなったら売却することで利益を得ますが、空売りはその順番を逆にして利益を得られる可能性があります。

仮想通貨技術編

様々な技術が使われている仮想通貨ですが、次はその技術を知る上で必要な7つの用語の解説です。

ブロックチェーン

仮想通貨の基盤となる技術の一部。ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれる技術で、ネットワークに参加しているユーザーが取引データや処理作業を共有しているため、改ざんされる可能性が極めて低く信頼性が高いことが特徴です。

マイニング

仮想通貨取引の整合性を確認する承認作業のこと。マイニングをおこなう人はマイナーと呼ばれ、作業をおこなった報酬として新規に発行される仮想通貨が与えられます。報酬として新規コインが与えられることから、金の採掘になぞらえてマイニング(採掘)と呼ばれています。

ウォレット

仮想通貨を保管する電子上の財布のようなもの。大別するとインターネットに接続される時間の長いホットウォレットと、インターネットからは切り離されたコールドウォレットがあります。

P2Pネットワーク

中央にサーバーを必要としなくても、個人の端末同士が対等にデータの提供やアクセスをすることによって成り立つネットワークのこと。中央管理者が不在のため、管理者によって故意にデータの改ざんなどをされる危険性が少なく外部からの攻撃が集中しにくいことが特徴です。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)

マイニングをおこなう際に、どのマイナーがおこなった承認を正しいとするかを決めるルール(コンセンサスアルゴリズム)のひとつ。コンセンサスアルゴリズムの中でも、マイニングの作業量を評価するアルゴリズムがプルーフ・オブ・ワーク(仕事量による証明)です。ビットコインのマイニングに採用されており、もっとも早くおこなわれたマイニングを正とするものです。この他に、プルーフ・オブ・ステーク/PoS(掛け金による証明)というルールもあり、これは仮想通貨の保有量に応じて承認者を決めるなど、さまざまなルールがあります。

半減期

マイニングの報酬が半減するタイミングのこと。発行上限が決められているコインであれば新規発行されるコインの量が減ることで、すでに発行済のコインの価値は上昇する可能性があります。

秘密鍵・公開鍵

仮想通貨の取引で必要な暗号情報。公開鍵は銀行の口座番号のようなものであり、秘密鍵は暗証番号のようなものです。安全に仮想通貨を管理するためには秘密鍵は絶対に他人に知られてはいけないものです。

仮想通貨ネットスラング編

最後はネットスラング編です。仮想通貨のネットスラングは、株などのスラングからきたものが多いようです。ネットで仮想通貨について調べていると見かけることの多い6つの用語を見ていきましょう。※ネットスラングには明確な言葉の定義がない場合も多く、ウェブ上でさまざまな使われ方をしています。こちらで紹介している意味などは2018年12月時点のものです。

億り人(おくりびと)

もともとはFXや株などのコミュニティで利用されていたネットスラング。仮想通貨取引で莫大な利益を上げ、言葉通りに1億円以上の利益を得た人を指します。仮想通貨のスラングでは比較的有名なものです。

草コイン

アルトコイン(ビットコイン以外のコイン)の中でも時価総額が低く、ほとんどの人から注目されていない仮想通貨のこと。価格が低い反面、上昇すれば大きな利益を得られる可能性があります。

ガチホ

価格変動にかかわらず、長期で仮想通貨を保有し続けることを示す言葉。「ガチガチのホールド」や「ガチでホールド」「ガッチリとホールドする」など語源は諸説あるようです。価格の変動があっても仮想通貨を保有し続け、長期的な目で見て利益が出るまで待つことやそういった投資スタイルを指します。

イナゴ

価格が上昇しそうな仮想通貨(有名な投資家が良いと言っている、企業との連携があるなど)に、短期トレードで利益を出そうとして集まる投資家のこと。トレーダーがいっせいに集まり価格変動させた後に、また別の仮想通貨への取引へと移っていく様子が、秋に田んぼの稲穂に一気に集まり食い尽くした後に別の田んぼへと移っていくイナゴに例えられて利用されています。

ガラ

一気に価格が大暴落する様子のこと。世界的に有名なナイアガラの滝に例えて「ガラ」と表現しています。

ゴックス(GOX)

保有しているコインを失うこと。2014年2月に取引所を運営していたマウントゴックス社からビットコインが大量に盗まれましたが、この事件が言葉の由来と言われています。送金などの自分のミスによってコインを失った場合は、セルフゴックスと言うこともあります。

まとめ

ここまで4つのカテゴリに分けて専門用語を解説してきました。多くの専門用語が飛び交う仮想通貨の世界では、知らない言葉が出てくると内容を理解することも難しいと思います。しかし、1つ1つの用語を丁寧に理解していけば、内容の理解も進みやすくなるでしょう。

初心者にとっては知らない用語がたくさん飛び交いますが、知識を増やしていくことは安全に取引をおこなうためにも重要なことです。

そのため、これから仮想通貨を始めてみようという方は、わからない用語があれば少しずつ理解していきましょう。

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